手のかからなかった年子の長女・次女と歳が離れて、生まれてからずーっと赤ちゃん扱いされている我が家の末っ子長男。
手がかかる分、末っ子だし可愛がられるお得な性格のニクイやつ。
幼稚園は結局苦手なままだったけれども、ときどき我が子があほなのか肝っ玉据わっているのかわからなくなることがたびたびあります。
先日も預かり保育のお迎えに行って、担任の先生を見つけたところなぜか先生がにっこにこして私に近づいてきました。
・・・やばい、またなんかやらかしたんだろか(´-ω-`)
と頭をよぎるのは、どうやら男の子あるあるのようで。笑
ちょっとドキドキしながら話を聞いてみると、
「そりゃ先生にっこにこで教えたくなるわーーー!ヾ(≧▽≦)ノ」
というような内容でした。
ーーー
その日は、初めて卒園式の全体練習をお遊戯室で行った日。
開式のあいさつや先生のお話、卒園証書授与のおおまかな流れを当日の予定に則ってやっていました。
卒園・卒業式といえば、証書授与のときの厳かな雰囲気と緊張感じゃないですか。
一人ひとり証書授与をするので時間はかかりますが、普通は自分の番までドキドキしながら待つものですよね。
たくさん遊んだ学び舎
一緒に笑って泣いた先生や友達
赤ちゃんだったのがもうすぐ小学生
そんないろいろな思いを美しく彩ってくれるかのような穏やかできれいなBGM・・・
穏やかできれいなBGM・・・
穏やかできれいな・・・ZZZ・・・
ZZZ・・・
そうです、我が家のミラクル末っ子長男、初の全体練習という緊張する場にも関わらず、最中に居眠りをしたそうです(´Д`)
赤ちゃんのときは歌を歌ってあげないと寝付かなかった長男。
そのせいなのか(?)、美し~い旋律に夢の中へ誘われてしまったようなのです。笑
先生が気付いて肩をたたくと、そこは本人一応大切な練習の最中だったってことは自覚があったらしく、眠ってた自分にショックでちょびっと泣いてしまったのだそうな( *´艸`)
居眠りしちゃったことも涙が出てしまったことも、母は爆笑してしまいました(≧▽≦)
(長男、ごめん。笑)
別に寝不足なわけでも特別疲れてたわけでもないのはわかってるよ。
でも、大人でもあるよ、「寝ちゃダメだ!」ってときに急激な睡魔に襲われること。
だからね、
だからね、
余計に可笑しくて!(悪い母)
今年始まって3か月で、早くも今年の「面白かった大賞」を受賞しそうな出来事でした。笑
でもほんとの卒園式までもうあとのこり一週間。
あんなに嫌だった幼稚園バスも乗れるようになったし、給食はいまだに苦手だけど少しずつ食べられるものは増えたし、お友達もたくさんできました。
毎日毎日「大丈夫かな、脱走してないかな」とお迎えに行っていた年少のころとは間違いなく違う年長の長男。
しっかり小さい組さんのお世話もできるようになりました。
小学校に向けての不安も心配もまたたくさんあるけれども、この3年間の成長に今からもう涙が出ます。
幼稚園の最後の懇談会、恒例の「親から一言」ではすべてのお母さんが涙するという大参事。それだけ子供たちも母たちも頑張ったし成長したのです。箱ティッシュが大活躍でした。
(ちなみに担任の先生は開始5分で泣いてた。笑)
今から覚悟しておかないと、式当日はとんでもない顔で写真どころではないかも、と自分の心配までしなくちゃいけないなと思う、末っ子の卒園式。
泣かない覚悟じゃないです。
もう絶対泣くからそのあとはどうにでもなれ!っていう覚悟です。笑
お天気はなんだか不安定な春の嵐ですが、みんなそれぞれに素敵な春を迎えられますように・・・♪